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※ 若干の性的描写あり
わたしの心とからだは引き裂かれている。
だからときどき、心はからだを支配できなくなるし、からだは心を制御できなくなる。四年半前、兄が血の海に倒れたあの日から、わたしはずっと、そんな不完全な自分のことを誰にも隠してきた。それが、この町では普通のことだと思ったからだ。この町が患うことになった重篤な病と比べたら、わたしの異常などきっと誰の目にもささいなことに違いない。現に、何かのきっかけで、人前で心身のコントロールを失うようなことがあっても、誰も、それ以上の詮索はしてこなかった。
――あのとき、兄を失くしてから、ときどきこうなるんです。……
ほかに言葉は要らない。この町のひとはみな、見えない傷を抱えて生きている。だからわたしも、誰も、他人の過去を漁ろうとはしない。あのたったひとつの大きな過去が、わたしたちそれぞれの小さな過去を根こそぎ奪った。のどかな町並みを、破壊し尽くしたように。
わたしの兄は、母の再婚相手の連れ子だった。
兄はつねに斜め下を見つめて生きているような、何を考えているか分からない内向的なひとだったけれど、それでもわたしにはたったひとり、あの家で信用に値するひとだった。彼だけが自分と同じ境遇に居るのだと、信じていたからかもしれない。母たちは、アパートの部屋で、子どもをはばかることなくそういうことをするひとたちだったから、ことが始まると兄はよくわたしを夜の公園やコンビニに連れだした。兄に手を引かれながら、見上げた夜の桜。夏の星。錆びついたブランコの喚く音がまだ、鼓膜に染みついている。
「お母さんもお父さんも嫌い。気持ち悪い」
「。じゃあ、お兄ちゃんのことは?」
好きだったのに。どうしてわたしが気持ち悪いって言ったことを、お兄ちゃんがわたしにするの。したの。何度も、何度も。
兄がこの世界から居なくなった日、わたしは学校を休んで家でひとり寝こんでいた。前夜の兄からの仕打ちのせいで、全身が麻酔を打ったようにだるかったのだ。十四歳の初夏、もう、色々と諦めていた。少しの体調不良で学校を休むのも、兄とそういうことをするのも。ちからなく、ベッドに横たわって携帯をいじっていたとき、突然、あのおぞましい警報音が鳴ったのだ。事態を飲みこむまでしばらくかかり、飲みこんだあとも、なんの実感も湧かなかった。逃げなくちゃ、死ぬかもしれない。がたがたと部屋が揺れている、地鳴りがする。外が騒がしい。町が崩れていく。
――お兄ちゃん、死んじゃったりして。……
朝から大学に行っていたはずの兄が、息もたえだえ家に戻ってきたのはそれから数十分後だった。わたしがぼうっとしているあいだに、アパートには火の手があがっていた。そして、兄に腕を引かれて半壊した道路を走っている途中、わたしたちはネイバーに襲われたのだ。その先、覚えているのはもう、断片的な惨劇の風景だけ。
自己犠牲が愛だというのなら、兄の最後の行動は愛なのかもしれない。だけどそれを認めてしまったら、兄がそれまでさんざんわたしにしてきた痛くてかなしいことのすべても、許さなくてはならないような気がした。そう想うとわたしはいつも、命というものが分からなくなるのだ。
町が壊れて数ヵ月、ボーダーが真新しい本部基地で広報イベントをひらいた。当時まだ中学生の准くんとザキくんが、大勢のマスコミの前で立派に受け答えする姿を見て、わたしは強烈に彼らに惹かれた。同い年の男の子たちが、町を守るため戦おうとしているのだ。危険をかえりみず、身を犠牲にする覚悟で。
「……お母さん、わたしも、ボーダーに入ってお金を稼ぎたい」
「だめよこんな危ないこと……お金ならいくらでもほかに稼ぎようがあるじゃない」
「お母さんみたいに?」
「嫌な子。とにかくだめったらだめ。お母さんを独りぼっちにしないで」
兄が居なくなったどさくさに紛れて父は消えた。だけど、わたしが死んでもお母さんは独りぼっちになんかならない。拠りどころを見つけるのが上手なひとだ。母が恋人に居場所を求めるように、わたしは、ボーダーという組織におのれの救いを求めた。母を説得し、とにかく訴え続け、ようやく母が折れたのは、公立高校に無事に入学してしばらく経ったころだ。
そしてわたしは、晴れてボーダーの戦闘員になり、スナイパーの師匠として東さんと出会うことになる。彼は兄と同い年の、兄とはまったく違う男のひとだった。
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好きだ、と東さんに言ってもらえたあの日から、あっという間にひと月が経って、わたしは今夜初めて、東さんの部屋に足を踏み入れた。雑然としたパソコンまわり以外、あまり生活感のない片づいた1LDK。壁いっぱいの本棚と、そこにずらりと並ぶ本の背表紙。東さんの部屋は、東さんの腕のなかと同じ匂いがした。
大人の男のひとが恋人を夜の部屋に招いたら、その先にはふつう、たったひとつの行為が用意されているものなのかもしれない。だけどわたしたちはその夜、恋人らしいいとなみは何もせずに過ごした。ただ一晩中、同じ毛布にくるまって互いのことを話した。大きな過去に奪われてしまった小さな過去について。家族のこと。発作のこと。兄がわたしにした、痛くてかなしいこと、自己犠牲、ぜんぶ。今まで、誰にも言わなかったことを、東さんには知ってほしいと思った。一緒に背負わせてほしい、と、真剣な眼をして告白してくれたひとだから。
「東さんは、わたしと寝たいと思いますか」
すべてを話し終えたあと、わたしは東さんに、なんとなくそんなことを訊いてみた。不安になったからかもしれない。あるいは少し、不服なのかもしれない。兄のこと……東さんは何も口を挟まずにずっと耳を傾けてくれたし、顔色ひとつ変えることもなかった。ただ「話してくれてありがとう」と言うばかりで、ほんとうは、どう思っているのか知れない。わたしのこと。わたしとのこと。東さんはわたしの手から空になったマグカップを奪い、ふっと笑んだ。
「もう夜が明けるよ」
「そうじゃなくて……」
食い下がるように言葉を濁すと、東さんの薄い笑みのなかに、かすかに困ったようなニュアンスが浮かんだ。神妙な間をとってからふたたび口をひらく。いつの間にか、カーテンの向こうからわたしたちの足もとに、清々しい朝の陽ざしが忍び寄ってきていた。
「思うよ」
東さんはまっすぐわたしを見つめて言った。自分で尋ねたくせに、なぜだかわたしの心は冷たい水をかぶったように驚いている。そして一瞬のうちにその水は煮えたぎった。彼の肩越しに見えるあのベッドで、彼は誰かを抱いたことがあるだろうか。きっと――。
「だけどを傷つけるなら、今はまだ、そうするべきじゃない」
恋愛は、二人で納得してすすむことがいちばん大事なんだ。そう言って、東さんは二人ぶんのマグカップを手にもってキッチンへと立ち上がった。まるで、納得してすすむことのできなかった苦しみを知っているみたいな口ぶりで、恋愛、と彼は口ずさむ。わたしの胸はこんなにもめまぐるしく温度を変えているというのに、東さんは夜明けの穏やかな表情で、マグカップを洗ってる。
嫌悪感を抱いているわけじゃない。ただ、こわいのだ。心とからだがばらばらになるとき、わたしはわたしの意思を失ってしまっている。どんなに心が東さんになびいても、むしろ、心が彼を向いているからこそ、土壇場になって、からだがそっぽを向くかもしれないと思うと、こわくてたまらない。そうなったら、傷つくのはわたしだけじゃない。わたしはきっと東さんを傷つけてしまう。どうしたらこの恐怖を、拭い去ることができるのだろう。
お互いにけっして傷つかない、そんな無菌室のなかで彼と抱きあいたいわけじゃないのに。
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年明けに起きたネイバーの大規模侵攻は、四年半前の近界民侵攻をゆうに超える、ボーダーにとって今までで最大規模の総力戦となった。わたしの隊は、基地南西部でC級隊員の救助のため新型ネイバーと交戦し、結果、相討ちとなるかたちで全員が活動限界を迎えた。目の前に、キューブのかたちに変えられたC級隊員たちが転がっているのに、わたしは脱出装置をつかって安全に基地に戻ろうとしている。あのキューブがまた、別の新型に回収されてしまったら? おそろしい想像を妨げるように、トリオン漏出過多の警告が響く。
――ここで動けないのなら、わたしは兄以下の人間だ。
ベイルアウトする寸前にトリガーを解除したのは、正義感でもなんでもない、わたしのエゴだった。丸腰のわたしごと攫われていた可能性だって十分にある。全治一ヵ月ていどの怪我で済んだのは奇跡的な幸運だ。治る傷なんてこわくない。ほんとうにおそろしい傷がどんなものなのか、わたしは知っている。
「あんたもう、この機会に辞めちゃったらどうなの」
まさかこんな大きな病院で、しかも入院患者として、高校卒業ぶりに母と顔を合わせることになるなんて思っていなかった。母はいま、三門を離れて暮らしている。たぶん、新しいひとと一緒に。もともと彼女は父のふるさとである三門という町にも、そこに突如生まれたボーダーという組織にもあまり好意的ではないから、入院なんてしたらそういう反応になるのも当然だ。言い含める責任はわたしにある。
「ボーダー推薦で大学入ったのに、今さら辞められない」
「はした金で囲われちゃって」
丸椅子に座っていた母が脚を組み替える。嫌味な言い方ではあったけれど、彼女が言うことはじっさい正しい。ボーダーという組織はいったん入るとなかなか抜けにくい仕組みに、おそらくは意図的にそうなっている。お金のこともそう。様々な優遇措置には必ず手錠がくっついているのだ。
サイドテーブルに積まれた見舞いのぬいぐるみや、色紙を、手に取ったり置いたりしながら、母は溜め息をついて言った。
「まあ、そんなにやりたいんなら気が済むまでやったらいいけど。が決めたことだもの。でもね、お兄ちゃんが守ってくれた命を粗末にしたら、ばちがあたるんだからね」
説教じみた言葉の圧迫。久しぶりに感じるあの息苦しさ。母の、無邪気なまでに無慈悲な言葉が胸の奥深くに入りこんでゆきそうで、わたしはとっさに寝巻きの上から胸を押さえた。また、こんなささいなことで自分を手放す姿を、母に見られてしまうのは絶対に嫌だ。その一心で、わたしは左胸を強く、強く、押さえ続けた。、と母がわたしの名前を呼ぶ。
そのとき、控えめに病室のドアを叩く音がして、わたしと母は同時にそちらを向いた。どなた、と母が声をかける。ひらかれた引き戸の影から顔を覗かせたのは、東さんだった。
「あー……お話中のところすみません。普段、さんの隊務指導をさせていただいてます、東と申します」
そう言って、病室に踏みこみつつ、東さんはわたしの母に自分のことを紹介した。なんだかびっくりしてしまって、発作の気配も引っこんでしまう。からだの向きを変えて、今度は、東さんはわたしに目くばせした。それはきっと「隊務指導」するわたしの師匠としてではなく、誰にも言ったことのない、わたしの恋人としての。
「怪我の具合はどうだ」
「……え、えっと……先生は、明日には退院できると……」
「そうか、よかった」
この数日間、東さんは侵攻の後処理で忙しいだろうに、毎日わたしの面会に来てくれていた。だけど会うのはたいてい、ボーダーのみんなとの鉢合わせを避けるように、午前中の早い時間や、面会時間のぎりぎりということが多かったから、こんな昼下がりに会うのはふしぎな感じがした。明日の午後、母が来る。もしかしたら昨日そう告げたからかもしれない。東さんはふたたび母に向き直り、やおら頭を下げた。
「このたびはお母様に多大なご心配をおかけしてしまい、私のほうからも深くお詫び申しあげます。不測の事態とはいえこのような仕儀となり、面目しだいもありません」
「はあ……」
「ただ、お言葉ですが」
顔を上げ、東さんは母の目をじっと見据えた。わたしも、母も、あっけにとられていた。東さんのまじめで誠実な、だけどどこか突き放したところのある声色と目つきに。
「さんは今回、ボーダー隊員として多くの市民と隊員の命を救いました。さんはけっして命を粗末になどしていません」
立ち聞きをお許しください……と声を濁しながらも、東さんには少しもうしろめたそうなところも、申し訳なさそうなところもなかった。こんなに冷静で、だけどこんなに感情的な彼を、わたしは初めて目の当たりにするような気がする。胸の鼓動はいまや、慣れ親しんだ忌まわしい発作のせいではない。過去に押しつぶされていただけの苦しさは、消えて、いま、わたしはひたむきに、ひとりの男のひとに胸の痛みを預けている。
母に東さんの言葉がどれだけ通じたのかは分からない。治療費のことでボーダーに呼びだされているから、と言って、母はそそくさと病室を出ていった。二人きりの病室がしんと静けさに沈む。あんなに毅然と母にものを言ったのに、わたしの前で、東さんはどこかばつがわるそうに頬をかいた。ああ、東さんもこんな顔をするんだ。張りつめた胸の痛みが、途端、とても切ないものになる。
「わかったような口を挟んで悪かった」
「東さん」
「ん?」
わたしは東さんに手を差し伸べた。飲みこめない様子で東さんがその手を握ろうとしたとき、わたしは彼の手をふいにして、うんと背中を伸ばした。少し不自由なからだを起こして、彼の首を腕をつかって引き寄せる。すぐに引き剥がされると思ったけれど、東さんは意外にもわたしの不意打ちに協力的だった。包帯の巻かれた腰を、服の上から撫でるように東さんが優しく支えてくれる。そのままゆっくり、東さんはベッドの上に腰をおろした。密やかなスプリングの音。真昼の病室で、生成りのカーテンにひとつの影が揺れる。
「……わたし、傷ついてもいいから、東さんのこともっと知りたいです。だから、」
こんなときにわたし、どうしてこんなこと。でも、今しかない。今がいい。傷つくならそうするべきじゃないと、東さんはわたしを諭した。だけどわたしはその先を覗いてみたい。そう思った。たとえ傷ついても。たとえ、傷つけてしまっても。
「だから、東さんにも、そう思っててほしいです」
沈黙が長かった。だけど東さんは何も訊き返さず、まっすぐわたしの言葉に答えてくれた。たった一言、わかった、と。東さんの心臓の音が伝わる。温もりが響く。こうしているだけでも、触れているのは手や、腕だけじゃない。服の上から、皮膚の上から、言葉を凌駕する確かなものが、どくどくと熱になって流れてゆく。
長いあいだばらばらだった心とからだがようやくひとつになる。その方法を、見つけた気がした。
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つぶさな手つきで東さんがわたしをひらく。
からだのあちこちから包帯がすっかりとれるまで、市立病院の先生に言われたとおり、きっかり一ヵ月の休養がわたしには必要だった。もうどこも痛いところはなかったけれど、傷跡はまだしばらく肌に残ってしまうらしい。治る傷なんてこわくないと思っていたし、東さんと早くこうすることを望んだのはわたしのほうだったのに、いざベッドの上で彼の手にキャミソールを擦りあげられると、自分のからだのあまりのみすぼらしさに涙がでた。その涙を見て、東さんは笑う。きれいだよ、と濡れたこめかみにあやすような言葉を落として。
「あ、……ぁっ」
東さんの指が、入ってる。その生々しい感覚を忍びきれず、息継ぎをうながされた途端に締まりのない声が溢れた。あらがえない防衛本能なのか、自然とからだが縮こまってしまって、与えられているものにうまく応えられている気がしない。だけどいま、間違いなく、わたしの心とからだは分裂せずにともにある。からだに注がれている愛撫は、そのまま、わたしの心をするどく満たした。
「の手も、借りていいか」
「は、はい……」
胸と胸が触れあっていたからだを少し剥がしたかと思うと、東さんはわたしの手首をひいて、自分の脚のあいだにわたしの手のひらをそっと導いた。東さんのからだに触れるのも、東さんに触れられるのと同じぐらい背筋がぞくぞくとする。何を求められているのか、頭では分かっているのに、指先が震えてちからが入らない。わたしの戸惑いを見下ろして、東さんは目を細めた。そんな優しい顔で、見つめないで。
「もっと強く握っていいよ」
返事をする間も、うなずく間もなく、ふたたび唇を塞がれたけれど、わたしは言われたとおりに必死に手を、強張る指を、彼のために動かした。お互いにこうして、ちゃんと準備をするものなんだ。東さんの指がわたしのなかに丁寧に潜ってゆくように、わたしの指が彼のおもてを慎重に這う。あんまり上手にはできないけれど、二人で同じことをしていると思えるだけでも、何よりこころよかった。
髪の毛がひたいに触れるのがくすぐったくて、うっすらと目をひらいてみると、東さんの眉間には見たことのない皺が寄っていた。苦しそうで、でもどこか、心地よさそうで。舌先が少し離れたすきに、わたしは、その皺を親指のはらで撫でた。頬を手でつつむように。
「……東さん」
「ん」
「きもち、いい?」
「うん……」
溜め息まじりに短くつぶやき、東さんはわたしの手のひらにおもねるように頬をかたむけた。その仕草も、うん、という生返事も、なんだかかわいくていつもの東さんじゃない。数ヵ月前、初めてこの東さんのベッドを目にしたとき、ぱっと浮かんでしまったイメージとはまったく違うものが、いまの二人の現実になっている。こわくない。全然こわくなかった。知らないということは、一人じゃないということと同じことだ。
「東さん……あの、……わたし、処女じゃないです、から」
とろりとした東さんの眼が、はっきりとしない、わたしのまごついた言葉を受けてみひらかれる。傷ついてもいい。傷つけられてもいい。そんな覚悟をしていたはずが、わたしたちけっきょく互いに、甘やかしあっているだけみたいだ。気が抜けてしまうぐらい平和なひとつひとつの行為。そのもどかしさを訴えると、東さんはどこか困惑したような顔で、わたしのなかから濡れた指を引き抜いた。
「……それを、いま言うのか」
「ごめんなさい、でも……」
見つめあう。瞳の核を震わして、ねだるように彼を見上げる。わたしは処女じゃないけれど、これは、紛れもなくわたしの初体験だ。かつて暴かれたわたしのからだは、こんなふうに悩ましく反応しなかった。かつて抉じ開けられたわたしの心は、こんなふうに逸る感情を抱えてはいなかった。知らないことばかりで、知りたいことに溢れている。今までにも、この先にも、だけど何より、このとき、この場所に。
「はやくわたしのことを愛してください」
誰にもほんとうの自分のことを隠してきた。それを苦しいと思ったことは一度もなかった。自分の弱さも醜さも、誰かにありのままを打ち明けたところで、この身に刻まれた悲惨な過去は変わらないのかもしれない。だけど、考え直すことはできる。これから何度でも。自分の前で、あなたの前で、わたしはもう、無知を装わない。
世界中にたったひとり。あなただけがわたしを知っている。
THE END
2019.1